こんにちは!
日本アウトドアトレーニング協会(以下JOTA)理事の齋藤です。
私はJOTA-ORT(アウトドアランニングトレーナー)・OMT(アウトドアマウンテントレーナー)のトレーニング実技の監修を担当しております。
現在はスノーボードアルペン競技のナショナルチーム強化スタッフとしても活動をしています。10月末より海外遠征に帯同しており、オーストリアで生活を送っています。今回は私の近況・現在の活動についてお届けします!
齋藤大輔プロフィール
改めまして、簡単に私の自己紹介をさせてください。
名前:齋藤大輔(さいとうだいすけ)
出身:埼玉県さいたま市
在住:東京都小金井市
年齢:34歳(寅年)
血液型:B型
趣味:ランニング、登山、カフェ巡り
所属:日本アウトドアトレーニング協会、株式会社ウィンゲート
役職:理事、姿勢改善専門パーソナルトレーニングジム「PARS(パルス)」マネージャー兼パーソナルトレーナー
普段は板橋区志村三丁目にある「ウィンゲートトレーニングセンター」で、一般の方からランナーなどのスポーツ愛好家、アスリートなど幅広いクライアントを指導しています。
オーストリアってどんな国?
オーストリアは、北海道とほぼ同じ面積で、大阪府とほぼ同じ人口のドイツ語圏の国です。首都ウィーンは、音楽と芸術の都市と言われてます。
「ウィーン少年合唱団」や「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」など、一度は聞いたことがありませんか?また、国土の大半が山岳地帯で、大自然の景観に恵まれています。
スキー大国で有名なオーストリアは、アウトドアスポーツも盛んで、トレイルランニングやマウンテンバイクも人気です。西部に広がるチロル地方の山(冬場はスキーリゾートとして有名な観光地)をハイキングすることもできます。
ここ最近、オーストリアでは新型コロナウィルス感染症が急増し、11月17日から3週間のロックダウン(都市封鎖)となりました。スーパーは開いているので、私たちも生活に支障はありません。
現地での生活
私たちはチロル州のカウナタール氷河スキー場でトレーニングをしています。氷河とは、極地等に降り積もった雪が圧縮され成長し、自身の重さによってゆっくりと流動していく氷塊のことです。その流れていく様子がまるで「河」のようであることから「氷河」という名称が付けられたそうです。
このカウナタール氷河スキー場のゴンドラの頂上3108mは、イタリアとの国境にもなっています。現在はアスリートのみに開放し、アルペンスキーヤーやスノーボーダー、レースチームなどがが集まっています。
現地でのトレーニング
私は主に選手へのフィジカルトレーニング指導と、練習後の身体のケアを行っています。感染症対策として、体調管理をスマートフォンから簡単に入力できるツールを使い、日々チェックできるようにしております。
1日の流れとしては、午前中は雪上トレーニング、午後はコントレ(コンディション/コンディショニングトレーニング)を行います。
コントレの内容は
- ストレッチ
- ランニング
- 体幹トレーニング
- ムーブメントトレーニング
- バドミントン
- ラダー
などです。
特にランニングはスタミナ維持のために重点的に取り組んでおります。アルペン競技はレース予選での1本1本の滑走、さらに決勝で複数の本数を万全の状態で戦い抜く持久性を伴う滑走能力が求められるので、動きの質を維持するためのスタミナはとても大切にしております。
また、遠征では管理栄養士さんが帯同し、毎日食事を提供してくれています。海外に来ても日本と同じように好きなものが食べられるので、トレーニングに集中することができています。
最後に
12月に開催されるワールドカップに向けて順調にトレーニングを積めています。今シーズンはコロナの影響で中止になっている大会も多くありますが、その中でも、この活動のためには多くの方々の協力のおかげで成り立っています。
感謝の気持ちを忘れず、良い結果を日本に届けられるよう選手・スタッフ共にベストを尽くして頑張ります!